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ファンレス静音パソコン


パソコンを夜中に一人で使いたいが、意外にうるさくて家人を起こしてしまう。そんな悩みを持つ人が多いようです。パソコンの騒音の最大原因は、冷却用のファンです。これを排除することで夜中でも使える静かなパソコンになります。



騒音の原因を排除する!

パソコンの騒音の原因は、高速回転するファンです。CPUをはじめとする各種部品が、高性能化とおもに発熱量を増したことにより、ファンも高速回転しなければならないためです。つまりパソコンを静かにするためには、ファンを取り外す必要があります。



ファンを排除する2つの考え方

ファンを排除するにも、ただ取っただけでは、熱がこもってしまい、壊れてしまう恐れがあります。まず、どうやったらファンを排除できるかを考えなければなりません。ファンを冷却するには、2つの考え方があります。1つは、ファンが必要なほど発熱する部品を排除することです。電子部品の発熱の多くは、高性能なものほど高くなりがちです。つまり、そうした部品を性能を抑えたもので代用することで、発熱量を下げることができます。ただし、ファンによる冷却を必要としない部品は、当然高性能ではないため、ためらう人も多いでしょう。さらにどの程度まで性能を下げればいいのかも明確ではありません。もう1つの方法は、ファン以外の冷却方法を採用するということです。具体的には、冷却用フィン(羽)を巨大化させ、自然な空気の対流によって放熱させる方法を用いることになります。



性能で妥協するものと、冷却方法を変えるもの

パソコン内で、ファンを用いて冷却する部品はいくつかあるわけですが、性能で妥協してファンレス化したほうがよい部品と、そうではない部品があります。たとえば、グラフィックカードは、ある程度妥協すればファンレス製品を選択することができます。マザーボードも同様です。
逆に、性能をある程度確保するために、巨大な冷却フィンを装備させた方がよいものとして、CPUと電源ユニットがあります。CPUは絶対に冷却が必要な部品です。CPU付属のCPUクーラーのファンを止めてしまったら確実にCPUは壊れます。そこで、通常のCPUクーラーの5倍ほどの体積のほぼ全てが冷却フィンになっているファンレスクーラーを使い、冷却を行う必要があります。電源ユニットも同様です。



安全対策はしておく!

ファンレスマシンの構想がまとまったら、安全対策も考えておく必要があります。ファンレスマシンが順調に作動していたとしても、季節がかわり、気温が上昇したら、どうなるかはわかりません。また高負荷な処理を連続的におこなった場合も部品の温度は高くなります。そのような状況に陥ったときに、緊急的にまわせるファンを装備しておいたほうがいいでしょう。ケースファンを『ファンコントローラ』とともに装備しておけば、安心です。



ファンレス静音パソコンの例

パーツ種別 パーツ名 価格 意図
CPU Pentium 4 3.0GHz以下 約20000円以下 少し性能を下げて発熱量を減らす
CPUクーラー ファンレスクーラー 約3000円 ファンレスで静音
マザーボード チップセットもファンレス 約12000円 チップセットもファンレスで
メモリ PC3200 (DDR400) 256MB×2 約10000円 FSB800MHzのPentium4にはPC3200が最適
HDD 7200rpm 80GB 約8000円 速さと価格のバランス
光学ディスクドライバ CD -R/RW/ DVD-ROMコンボ 約10000円 電源に無理をさせたくない
グラフィックカード ファンレスのものを 約6000円 3Dはあまり期待できないが、ファンレス
ケース 電源無しモデル 約20000円 電源無しモデルで、別途電源をつける
電源 ファンレスなものを 約30000円 ATXサイズでファンレス

                      合計 約117000円以下

    
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